プロが教える水分バランスの整え方
- sayaca
- 11月21日
- 読了時間: 3分
更新日:11月23日

夕方になると脚がパンパン。
朝起きたら顔がむくんで輪郭がぼやける…。
実はこれ、ただの“水太り”ではなく
体内のミネラルバランスの乱れが
つくる現象なんです。
そして、その中心にあるのが
ナトリウム(塩分)とカリウム
という2つのミネラル。
この仕組みを知ると、
「え、そんなシンプルだったの?」
と驚くはずです。
塩分がむくみをつくるのは、体が“
濃度を守る”ためだった
塩分(ナトリウム)をとりすぎると
血液のナトリウム濃度が一気に上がります。
すると体は
「このままじゃ濃度が高すぎて危険!」
と判断し、濃度を薄めるために
水をしっかり抱え込みます。
これこそが“むくみ”の正体。
医学的にも
「塩分が多い=体液が増える=
むくみやすい」は
定説で、He ら(2013 / BMJ)の
大規模メタ分析でも塩分が増えるほど
浮腫(むくみ)が起こりやすい
とはっきり示されています。
つまり夕方のパンパン脚は、
体がナトリウム濃度を守ろうとして
水をため込んだ結果なんです。
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カリウムは“水はけの良い体”にしてくれる
ここで頼りになるのが カリウム
というミネラル。
カリウムには
余分なナトリウムを外に出す力
(排泄促進) があり、
まさに“体の排水ポンプ”。
Aburto ら(2013 / BMJ)の研究でも
・ナトリウム排泄の増加
・むくみの軽減
・水分バランスの改善
が明確に報告されています。
つまり、
カリウム=むくみを流すミネラル。
「むくみやすい」が「むくまない体質」に
向かう最強の味方なんです。
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■ なぜ「600mg以下 × 200mg以上」なの?
論文が示してくれるのは“方向性”
(減塩×増カリウム)。
ただ美容の現場では
“誰でも実践できる数字” が必要。
そのため私たちは、続けやすさと
効果のバランスから
・塩分600mg以下(食塩相当量1.5g)
→1食として自然に達成できる
むくみ改善に働く“軽い減塩”
・カリウム200mg以上
→ 野菜・果物・豆類を少し足すだけで
届く量
→ 余分なナトリウム排出を助ける
“ミニ強化ゾーン”
この2つを基準に設定しています。
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私たちの定義:むくみ対策は
“塩分600mg以下 × カリウム200mg以上”
塩分を抑えて、
カリウムを少し増やす。
それだけで、
“むくむ食事”から“流れる食事”へ変わり
フェイスラインの軽さや脚のスッキリ感が
大きく変わります。
むくみはただのトラブルではなく
体がバランスを取り戻そうとして
出しているサイン。
上手に付き合うことで
体はもっと軽く、整っていきますよ♡🌿
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【参考文献】
・He ら(2013 / BMJ)
「塩分摂取量が増えるほど
体液量が増え、
むくみが起こりやすくなると示した
研究(メタ分析)」
・Aburto ら(2013 / BMJ)
「カリウム摂取を増やすことで
余分なナトリウム排出が進み
水分バランス・むくみが改善することを
示した研究(メタ分析)」



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